Reconstruction of Wasan — ロボットアームで江戸時代の計算を再現
ロボットアームで江戸時代の計算を再現
日本独自の数学である「和算」は江戸時代260年間に、独力で発展していき、洋算に匹敵するレベルまでに飛躍してきた。和算家たちは、ソロバンでは計算できなかった多元高次の連立方程式を、赤く着色した木(本展示では白色)を「加える数」、黒く着色した木を「引く数」として表した算木で解いていた。
現代のテクノロジーであるロボットアームが算木を用いて答えを導き出す過程は、極めてシンプルでありながらも見事であり、和算の美しさを再解釈する。それは和算と洋算の間での優劣を語るものではなく、文化的、地理学的、哲学的な思想の相違による感覚に違いはあれど、核となる概念は普遍的なものであるということだ。
作品情報
2022年 / 2,000×1,000mm / アクリル, myCobot 280
記録
